内なる声に耳を傾ける

私たちの意識の片隅に
ある存在がいて、じっと私たちを見守っています。

私たちが絶望に陥ってもがいていると
その存在は、あきらめるなと力づけてくれて
「すべてはうまくいく」と
希望を吹き込んでくれます。

私たちが瞑想をする理由は
心の中にある声を聞くためです。

勇気を出しにくいとき

勇気を出したいのに、できないときがあります。
どうすれば勇気をもてるでしょうか?

あなたの脳が選択すればいいのです。
選択するためには、体温が上がる必要があります。

体温が上がると
選択する自信が生まれます。

今すぐ、なりたい姿を選択し
どんなことでもアクションしてみましょう。
その場ジョギングでも、腕立て伏せでもいいです。

きっと気分がよくなります。

ネガティブな感情は悪いばかりではない

寂しさ、悲しみ、怒り、怖れなどの
否定的な感情が、必ずしも
悪いわけではありません。

私たちが不安や怖れを感じられなければ、
どのように生命を脅かす危機的状況に対処し、
人類が今まで生き残ってこられたでしょうか?

私たちの人生から
悲しみや怒りがまったくなくなってしまえば、
人生がどれほど味も素っ気もなく
単調で薄っぺらなものになるでしょうか。

喜びや幸せの瞬間が
美しく大切に感じられる理由も、
それを際立たせる人生のつらい瞬間があるからです。

感情が起こるのは自然なことですが、
その感情にはまって振り回されるのは
警戒しなければなりません。

一指李承憲著『人生120年の選択』より