希望を抱く方法

私が大学入試に2回も失敗し
思い悩んでいた頃のことです。

小雨が降るある朝、
なんとなく家の前を歩いていました。
すると急に走り出したくなりました。

雨にあたりながら、1時間ほど走ると
気分が良くなりました。

そして、翌日も走り
翌々日も走りました。

1年間、雨が降っても雪が降っても
毎朝、走り続け
私自身に新たな希望を抱けるようになりました。

どんな人として生きていますか?

あなたの脳の中には
多くの人が住んでいます。

情熱にあふれ、瞳の輝いている人もいれば
毎日繰り返される日常に疲れている人もいます。

同じことを経験しても
肯定的に考える人もいれば
そうでない人もいます。

カリスマ性のあるリーダー
洞察力のある戦略家
師の心を持つ教師も存在しています。

痛みを包み込んでくれる暖かい母、
厳しいながらも優しい父、
好奇心に満ちた瞳の子供もいます。

また、社会や国の行く末を案じる指導者、
グローバル地球村に堂々と立っているリーダーもいます。

あなたは今、どのような人として
生きていますか?

私たちは皆、つながっている

振り子がそれぞれ異なる動きをする
掛け時計を壁にかけるとします。
1~2日過ぎると、すべての振り子が
一斉に同じ方向、同じ速さで動くようになります。

速い振り子が、遅い振り子を
自分のスピードに合わせさせるからです。
これを「同調化現象」と言います。

同じように心も
エネルギーの力が大きいほうについていきます。
子供は親のエネルギーに同調し
生徒は教師のエネルギーに同調し
社員は社長のエネルギーに同調します。
個人は家庭や社会、国や人類全体のエネルギー場に同調します。

いくら私がうれしくても全体が暗ければ
私の心も完全に喜んだり幸せにはなれません。
しかし、全体のエネルギー場が明るく肯定的なら
私の心が少し暗くても、すぐに気分が明るくなって良くなります。
エネルギーの世界で見ると、私たちは皆、つながっているのです。