感情から抜け出すプロセス

誰かが私に過ちを犯せば
憎しみや恨みの感情が生じます。
その感情が当然のように思えると
自分の問題点がまったく見えません。
自己弁護して正当化しながら合理化しようとします。

「私にこの感情が起こるのは至極当然だ」という状態は
意識が感情にべったりくっついているのです。

ミスだったのは分かるけれど
この感情を手放したくないときは
少し分離している状態です。
これは、感情が私に乗じて楽しんでいる状態です。

「手放さないといけないのに、
私はこの感情から抜け出せるのだろうか?」というときは
少し抜けだしている状態です。
そして、感情から抜けだそうという
意志と自信が生じるときは
とても力がついた状態です。
これが感情から抜け出すプロセスです。

私たちは日常の中で
感情に陥っていることがあります。
感情は私自身ではなく
私が使ったり、分離したりできる
「私のもの」だということが分かれば
私たちは感情から自由になることができます。

感情は私ではなく私のものです。
感情と欲望の波を眺めることのできる
無心の目が明るくなるとき
私たちの意識は、偏りのないゼロ意識を回復できるのです。

自然の力は人工的なものを超越する

自分の人生の価値を知ることは
この世の価値を知ることです。
自然の価値を知ることです。

私たちは自然からやってきたのであり
自然の中に存在する生命体の中でも
神秘的な存在だと知ることです。
自然の力は人工的なものを超越します。

今の時代は人工的なものを好み、求めています。
人工的なものに価値を置き
自然への畏敬の念や尊敬の心が
どんどんなくなっています。

もちろん、人間の知能で他の生命体が
想像もつかない領域を開拓してきました。
しかし、自然の神秘に比べれば
人工的なものは、とても小さな一部です。

アインシュタインが核爆弾を作るもとになる
原理を考えついて人々に伝えると
人々は彼のことを神のようだと思いました。

しかし、アインシュタインは告白しました。
「私が知っていることは
海岸の一粒の砂にすぎない。
自然の前では私は果てしなく弱く小さな存在だ。
小さな砂の存在を知ってから
自分がどれほど取るに足りない小さな存在かが分かった」

私たちは「地球人」という自己認識

(一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より)

いつだったか、
多様な民族の血が混ざった家系のことで苦しみ、
自分のアイデンティティを探し求めて
生涯をさまよってきた人に会ったことがあります。
苦しんでいるその人に私は言いました。

「あなたは地球人です。
肌の色や外見は重要じゃありません。
いちばん重要なのは魂です。
外見は違ってもあらゆる魂は高貴であり大切で、
一つの魂へとつながっています。
これからは他人を肌の色で区分けしないで、
彼らの魂と向き合うのです。
彼らみんなが、
一緒に地球へやってきた高貴な魂なのですから」

地球人という自己認識を持つことは、
自分の人生と未来、
そして自分を含む人類と地球の未来が
自分自身の手にかかっていることに気づき、
その責任を喜んで担おうと宣言することです。

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ILCHI希望の手紙は、一指 李承憲氏がお届けする人生を健康で幸せで平和に
過ごすためのメッセージです。
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