脳を目覚めさせて、新鮮な毎日を送りましょう

人間の脳は、常に複雑に活動しています。
特に難しいことを考えていないときでも、
脳は必ず活動しているものなのです。

もちろん、人によって脳の使い方には違いがあります。
常に脳を駆使している人もいれば、
ほとんど使おうとしていない人もいます。
使おうとしなければ、やはり脳の働きは衰えはじめますが、
今まで脳を使ってこなかった人でも決してあきらめることはありません。
脳を動かす大切さに気づき、意識して使おうとすることで
脳は活発さを取り戻します。

李承憲氏が脳を目覚めさせることの大切さについて、端的に説明しています。

「私たちには常に最初だけがあります。
昨日は過ぎ去ったのです。
私たちはいつも違う所で
違う仕事をして
違う人に会います。

それが認識できない脳は、
眠っている脳です。
あなたの脳が目覚めているならば
『今』この瞬間を『初めて』のように感じるでしょう」

李承憲氏の言葉を参考にして、
毎日同じことの繰り返しだと思い込んでしまうのではなく、
常に変化があることに気づき、脳が活発に動くように変えていくことで、
新鮮な毎日を送りましょう。

一 指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

脳トレーニングを続けて、いつまでも脳を発達させましょう

脳は、人間の体の中でもとびきり精密な器官です。
一般に、身体の発達が終わるとともに脳の発達も終わると
考えられているようですが、
決してそうではありません。
脳トレーニングを続けていれば、脳は活発に働きます。

李承憲氏が脳の持つ可能性についてこう説明しています。

「脳は使わなければ退化しますが、
使えば使うほど発達し良くなります。

新しい経験は、
神経回路の新しいシナプスが形成されるようにし
神経細胞の枝がたくさん芽生えるようにして
回路を丈夫にします」

李承憲氏が教えてくれているように、
新しい経験を積むたびに脳は神経回路を発達させます。
「もうだいぶ年をとってしまったから……」といって
あきらめることはないのです。
脳トレーニングは脳の発達を止めてしまわないようにするためにも
とても大切です。
何歳になっても、脳を活発に働かせましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

自分の行動や考えを信じて、育てていきましょう

日本人は、謙遜が過ぎて自虐的になる傾向がある、と世界各国で言われることがあります。
それでも、私たち日本人はあらゆる面で世界中から評価をされています。
「日本人はもっと自分に自信を持つべきだ」と
世界から諭されることもあるくらいです。

自分の行動や考えについて、「どうせ私なんて……」などと
否定的に捉えずに、まず自分の行動や考えが正しく、素晴らしいことだと
信じることから、人の成長はスタートします。
自己啓発を行いたいと思う人が多いですが、
自己啓発の基本は、自分を信じることです。

李承憲氏が端的に教えてくれています。

「考えを育てることは自分がしている考えが
偉大ですごいと自ら考えることから始まります。
自分の考えを信じないで
『大したことではない』と考えるから
美しく成長できないのです。

考えを発展させていくためには、自分を信じなければなりません。
直ちに成り立たなくても
自分を本当に信じて熱心に生きる姿勢に意味があるのです。
自分の考えを育てた人は美しいです」

李承憲氏の説明を参考に、もっと自分の行動や考えが素晴らしいものだと信じて、
それを大きく育てていきましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より