忙しいときほど、瞑想する時間が必要です

「しばらく仕事を止めて深呼吸を一度してみてください。
下腹まで深く吸い込んでゆっくり息を吐き出します。

ゆっくり呼吸をしながらしばらく瞑想の時間を持ってみて下さい。
瞑想の開始は眺めること(watching)です。
正確に自分を見る過程を経れば分かるようになります。

眺めてみると私に不足な点があらわれ始めます。
『私がこうしたんだな、ここに問題があったんだな』
それを正確に理解した時、自らを変えることができる力が生じます」

李承憲氏が、『希望の手紙』の中で、瞑想の時間を持つと、
何を知ることができるのか教えてくれています。

大部分の現代人は、時間に追われる生活をしています。
人によっては、落ち着いて考える余裕もないほど仕事に追われていることがあります。

しかし、人生には自分を眺める時間をつくることも必要なのです。
仕事の手を止めていったん深呼吸をし、
それから自分を眺めることで、それまでの自分を振り返ることができます。
これは誰でも簡単に取り入れることができる呼吸法であり、瞑想法でもあるのです。

李承憲氏が『希望の手紙』で書いているように、瞑想する時間を
つくってみましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

平常心を保てるようになりましょう

「すべての考えと悩みの元は
心にあります。
その心を『本心』といい
『平常心』とも言います。

悩んでそれに陷るようなら
私たちは平常心を忘れてしまいます。
それでどんな状況が来ても
搖れない平和な心、
すぐ平常心を持つことが重要です」

李承憲氏が、『希望の手紙』の中で、平常心を持つことを提案しています。

私たちは誰しも、健康で平和な人生を送りたいと思っています。
もっとも、長い人生の間にはつらい目に遭うこともあります。
誰でも、我を忘れるほどのショックを受けて打ちのめされた経験が一度はあるでしょう。

どんな状況に陥っても、落ち着いて対処にあたれるようになれば、
人生をよい方向へ変えていくことができます。

李承憲氏が『希望の手紙』で書いているように、平常心を持つことが重要なのです。
平常心を持つことは、誰にとっても共通する成功哲学となります。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より

自分を信じると、脳は無限に能力を産み出します

「体の感覚は、感知する情報によって
脳へ伝わります。

人がたとえどんな情報を信じていても
脳は体を調節し
そして精神的な情報とあいまって
実際の体の状態を作り出すのです。

もし脳に疑いや恐怖などの情報があるならば
麻痺し、難しくなります。

しかし『なんでもできる!』と信じるのなら
例え初めての経験でも
あなたの脳はその能力を産みだすのです」

李承憲氏が、『希望の手紙』の中で、脳の仕組みを語り、
その上で脳をどう使うべきかを提唱しています。

否定的な情報がある状態で何かしようとしても、
脳はうまく指令を出せず、体もじゅうぶんに動きません。
その逆に、肯定的な情報で脳がいっぱいのときは、
脳も体もじゅうぶんな能力を発揮してくれるのです。

李承憲氏が『希望の手紙』で書いている通り、
初めて何かに挑戦するときでも、自分を信じれば
脳は必要な能力を産み出してくれます。
自分を信じることは、あらゆる夢を実現する上で必要な
成功哲学なのです。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より