変化はただやってくるものではない

30歳にもなればわかるはずです。
新しい年がやってきても、
新しいことがひとりでに
やってきたりはしないということを。

ひとつ年をとったからといって
人生に変化が訪れるのではありません。

あなたがこの1年間に何を学び、
その教訓を今後の人生に
どう適用するか省察しなければ、
ひとつ年をとったとしても
前より聡明になったりはしません。

自然の循環に従って
季節が変わり、年は明けますが、
そのような変化に意味をもたせ、
新たな決意をするのは自分自身です。

一指李承憲著『人生120年の選択』より

120歳を選択した意味

引退後の人生を
前半の人生のおまけだと考え
何の夢も計画ももたなければ
本当にそんな風に生きていくことになります。

しかし、人生の後半を
新たな機会だと思い
積極的に設計して準備すれば
前半よりもっと充実し、やりがいのある
人生の黄金期にもできます。

前半60年は、天からもらった運で
社会システムに大きく左右される時期だとすれば
後半60年は、自分の選択と努力で
創造していく時期です。

一指 李承憲