小さな私から大きな私へ~意識の拡張

私という存在は、考えによって
限りなく小さくもなり
限りなく大きくもなります。

意識の大きさが私の大きさを決めます。

小さな私から大きな私に
意識が拡張することを
悟りとも言います。

「大きな私」を悟れなければ
「小さな私」に閉じ込められます。

「小さな私」で生きていき
両親や自分のルーツへの敬意と誇りを失えば
人は簡単に罪の意識に陥ります。

一方、「大きな私」で生きていけば
理念、宗教、国家、民族に制限されることなく
それらを超え
人類と地球への愛があふれ
自分がどれほど偉大で神々しい存在なのか
分かるようになります。

人生の調律

人は歳をとれば老いると思っていますが
それは真実ではありません。

夢がなくなり、動かなくなり
考えが保守的になると、
その時から意識も暗くなります。

幸いなことに私たちの脳は
若い頃の人生への情熱や夢を覚えています。

たいてい50・60代になると、だんだん筋肉が衰え
人生への情熱は薄れてきます。
このとき、自分の体と脳を調整すれば
30代の健康と情熱を回復できます。

ピアノを定期的に調律するように
良い人生を送るためには
体と脳の伸びた弦を
もう一度ピンと張り直す必要があります。

父がくれた贈り物

町の小学校の教頭だった父は
勉強しない息子のことをいつも
黙って見守ってくれていました。

ひどい成績表を見ても
「おまえは大器晩成型だ」
と言っていた父が、ある日
「私は学校を辞めたから
これからは長男のおまえが
この家の責任者だ」と言いました。

大学を三浪していた私は、
眼の前が真っ暗になりました。
悩んだ末に、テコンドーの道場を開こうと決め
父に話しましたが、実はその時
2つの思いがありました。
退職金で助けてほしいという思いと
その申し出を断ってほしいという思いでした。

父はその場で退職金を出してくださり
不安でしたが、テコンドー道場を
始めるしかありませんでした。
私の人生で初めて
怖いくらいに重い責任を感じた瞬間でした。

人生で必要な3つの徳目、正直、誠実、責任のうち
一番大事なのは、責任です。
正直で誠実でも責任感がなければ
自分の人生の主(あるじ)にはなれません。
責任感は主の意識です。