自分自身と親しくなる

忙しく複雑な社会の中で生活していると、
自分が誰なのかも忘れ
周りの環境に意識を奪われ
自分に集中できないことが多くあります。

問題は、自分を意識できないと
自分自身とも距離ができることです。

自分に集中して体の状態を観察する訓練、
これが瞑想です。

一般に、静かに目を閉じてするのが
瞑想だと思われています。
しかし、静かに目を閉じていると
雑念が沸いてきます。

そんなとき、自分に語りかけてみてください。
自分のことが分かるとき、あらゆる開拓ができます。
すべての答えとカギが体の中にあります。

わずか5分でも自分自身に集中すれば
体にある驚異の機能が回復します。
失われていた体の自然知能が目覚めます。

自然知能を回復することで
私たちは創造力、感性、共感能力を発揮します。

自然の力は人工的なものを超越する

自分の人生の価値を知ることは
この世の価値を知ることです。
自然の価値を知ることです。

私たちは自然からやってきたのであり
自然の中に存在する生命体の中でも
神秘的な存在だと知ることです。
自然の力は人工的なものを超越します。

今の時代は人工的なものを好み、求めています。
人工的なものに価値を置き
自然への畏敬の念や尊敬の心が
どんどんなくなっています。

もちろん、人間の知能で他の生命体が
想像もつかない領域を開拓してきました。
しかし、自然の神秘に比べれば
人工的なものは、とても小さな一部です。

アインシュタインが核爆弾を作るもとになる
原理を考えついて人々に伝えると
人々は彼のことを神のようだと思いました。

しかし、アインシュタインは告白しました。
「私が知っていることは
海岸の一粒の砂にすぎない。
自然の前では私は果てしなく弱く小さな存在だ。
小さな砂の存在を知ってから
自分がどれほど取るに足りない小さな存在かが分かった」