私と私のもの

(一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より)

私の体は私でなく私のもの
これに気づくことから内面の変化が始まります。

ほとんどの人々は
自分の体と感情、観念を自分だと考えます。
それによって自分の主になることができません。
多くの人々がそのワナに陥っています。
それが愚かさです。

多くの情報が五感を通じて
私たちの脳に否応なく入ってきます
入ってきた情報が脳の中に根を下ろします
そして許しもなく主の役割をします
それによって誤った情報の奴隷になることがあります

私を動かしている情報が
どんな情報なのか知りましょう
私の脳の中に入ってきて
私を動かしている情報が何か、
その情報は本当に私が望んでいることなのか
この情報がどこからきたのか、
私の許しを得ているのか
もう一度見ることが必要です

情報は私ではなく私のものです。
障害も私ではなく私のものです。
私は選択することができ
捨てることができ、
所有することもできます。

「私」と「私のもの」を区分してこそ
真の主になることができます。

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竜と豚

(一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より)

「師匠様、なぜ見るだけでも
憎らしい人がいるのでしょうか?
そしてなぜその人は私に
憎まれることばかりするのでしょうか?」

師匠は弟子の目を静かに眺め
笑いながら答えました

「竜と豚は鼻が似ているから嫌がるのだ」

弟子は首をかしげていましたが
まもなく膝を叩いて笑いだしました

天下の霊獣である竜は
ただの動物である豚が嫌いです
鼻が似ているからです

私たちが誰かを嫌がり
憎むことは「まったく違うから」でしょうか?

それとも私が嫌う私と、
私の一部と「とても似ているから」でしょうか?

自分自身を認めて愛することが
他人や社会をすべて愛する道になる
竜と豚の逸話を思い出しながら
考えてみましょう

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孤独

(一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の希望の手紙より)

魂の声を聞いていますか?
魂の孤独を感じていますか?

魂の孤独は
真理と悟りと自由、
3つがそろったときに解決します。

真の平和の門を通り抜けたとき
私たちの魂が完成し
孤独から抜け出せます。

魂の存在は
まず孤独を通じて感じます。
魂の孤独を感じる人は
魂が目覚めている人です。
魂を成長させることができます。

人間は悟りと修行と生活を通じて
完成した魂に変わることができます。
人間の人生の目的は魂の完成です。

私たちは霊的な成長と完成のために
自分の真我、実体に気づくことが必要なのです。

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