執着を手放す

人生は遊びながら生きていくものです。同じことなら、意味のある、良い遊びをしましょう。

本当によく遊ぶには、自分への執着から手放さないといけません。「自分」が生きていると、人の顔色をうかがい、自分の顔色もうかがって、まともに遊べません。

大変で、葛藤が生じるときは悩まずに「無」という一文字を思い浮かべてみましょう。

人生の意味

人生に意味はありません。ここでの「ない」とは、「ある」「ない」という状態を表す「ない」ではなく「絶対的な無」の世界です。

本当の無に気づけば、本当の宇宙の生命力を受け入れることができます。自分が完全に消えた時に、始まりも終わりもなく独りで存在する宇宙の大生命力が私たちに迫ってきます。

自ら「私はこんな人間だ」「私はこのように生きる」と決めてしまえば、人生が辛くなります。お金や名誉を得たい、権力も得たい、美しくなりたい、その美しさをいつまでも守りたい・・・。

でも、願う通りにならないので、様々な煩悩と妄想が生じます。

堂々と、自信を持って

語学学習で、なかなか
上達しない経験をしたことはありませんか?

子供たちは、特別な障害がない限り
3、4歳、遅くとも5歳になれば、しゃべります。
親がしてあげることは
テストをしたり、宿題を出したり、
宿題のチェックをすることではありません。

「ママ、パパ」と言っただけで
「うちの子は、かしこい」と大喜びです。
ただ、褒めます。
だから、脳が良くなり、意欲が生まれます。
それが最高の教育です。

幼稚園や学校に通い始めると
それぞれ得意なことが異なるのに
同じテストを受けて
成績で子供たちの価値を評価します。

子供たちはテストを受けて評価されながら
なんだか萎縮して自信を失い
罪の意識を持つようになり、
人生に傷つくようになります。

今の教育の現実を当然だと思わずに
子供たちが堂々と自信を持って
成長できる教育に変化させることが
私たち大人の役目です。