脳を運転する

脳を車だとイメージしてみてください。
運転席に座り
発車するためにエンジンをかけます。

しかし、車が動きません。
よく見てみると
サイドブレーキがかかっています。

サイドブレーキは観念です。
また、先入観や被害者意識です。
こういったものに捕まって
自由に動けないのです。

このように捕まった状態では
観念、先入観、被害者意識が
ものすごいものに思えます。

しかし実は、車の
サイドブレーキくらいのものなのです。
サイドブレーキを下げれば
車は力強く出発します。

観念、先入観、被害者意識といった障害を
苦労して抱え込んでいるのではなく
ただ下ろせばいいのです。
そうすると自由に
脳を運転することができます。

仕事に行き詰まったときはとにかく歩く

物事が上手くいかないときは
頭の中に考え事が多くなり
ますます複雑になってきます。
頭の中に複雑な回路が生じ、互いが絡み合い、
回路のあちこちで衝突が起こり
争いが広がります。

それだけではありません。
煩悩や執着も増えてきます。
些細なことにも傷つけられたり
むなしいだけのプライドを守ろうとして
さらに問題を悪化させたりもします。
何でもないことにとらわれてしまうと
いざ重要なことは見落としてしまいがちで
片付けなければならないことも
タイミングを逃してしまいがちです。

すべての問題は、気が衰え、
エネルギーが抜けてしまったことから
生じていると考えればよいです。
そのため、ウォーキングや呼吸を通して、
日常生活からエネルギーを蓄える必要があるのです。

足の裏の湧泉に意識を集中して歩いてみてください。
仕事で行き詰まったときは
とにかく歩いてみてください。
歩いていると、どうでもよい考えは
自然となくなっていきます。
誰かに答えを求めなくても
自らその答えがわかってきます。

新鮮なエネルギーが体の隅々まで
詰まることなくスムーズに流れることにより
意識がはっきりしてきて、思考はシンプルになります。

地球市民として生きる

私たちは地球という星で
共に暮らしている地球市民です。
真の地球市民として生きていくには
民族、国家、宗教、理念を超えて
尊重しあい、愛しあう訓練が必要です。

哲学を勉強するのではなく
心理学を勉強するのではなく
人間と地球を愛する訓練が必要です。

その訓練の始まりは、
まず自分自身を愛することからです。