堂々と、自信を持って

語学学習で、なかなか
上達しない経験をしたことはありませんか?

子供たちは、特別な障害がない限り
3、4歳、遅くとも5歳になれば、しゃべります。
親がしてあげることは
テストをしたり、宿題を出したり、
宿題のチェックをすることではありません。

「ママ、パパ」と言っただけで
「うちの子は、かしこい」と大喜びです。
ただ、褒めます。
だから、脳が良くなり、意欲が生まれます。
それが最高の教育です。

幼稚園や学校に通い始めると
それぞれ得意なことが異なるのに
同じテストを受けて
成績で子供たちの価値を評価します。

子供たちはテストを受けて評価されながら
なんだか萎縮して自信を失い
罪の意識を持つようになり、
人生に傷つくようになります。

今の教育の現実を当然だと思わずに
子供たちが堂々と自信を持って
成長できる教育に変化させることが
私たち大人の役目です。

創造性の現れ

21世紀は創造性の時代と言われます。
しかし、創造性が発揮されるには、時間が必要です。
評価されなければなりません。
何かをしてあげるのも
可能な限り減らす必要があります。

自ら孤独を感じるときに、変化を渇望します。
そのとき、秘められた真の創造性が発揮されます。

自分の価値を見いだし、
夢と希望を作っていく子供たち、
地球人意識へと成長している子供たちに
私は明日の希望を見ます。

完璧な親はいない

アメリカで脳教育講演をしたときに、あるアメリカ人が
「私は、至らないことも多いし、教育の専門家ではありません。
また、自分の経験が完全でもないのに
どうして子供を教えられるでしょうか?」と質問しました。

多くの親が子育てに自信がないと言います。

この世に誰一人として完璧な親はいません。
人間は不完全ですが、その不完全さのお陰で
続けて成長できるのです。

教育の側枝は人に任せられても
中心は、あなたが守らないといけません。
子供が外で学んでくるのは「知識」です。
「精神」を教えられるのは親です。

出世したり、知識が多いからといって
尊敬される親になれるのではありません。

自分の人生に信念を持って
正直に、堂々と、生きる人が
素晴らしい親です。

それでこそ、子供を鏡のように明るく
輝かせられるのです。